金利・利率・利息とカードローンの関係

カードローンの賃貸料となる金利と利率や利息との深い関係とは

カードローンに関する情報を見ていると、必ず「金利」「利率」「利息」という言葉が出てくると思いますが、これらの言葉の意味とその違いを理解していますか?これらはカードローンを利用する上でのキーポイントとなっていますから、ここでしっかりと理解を深めておくことにしましょう。

金利とは

金利とは、お金を借りる時の使用料を決める数字となります。借りた金額の○○%という形で表示されるのが一般的です。

そもそも、なぜ金利が必要かといいますと、お金を貸して貸した分だけ返してもらったのでは、貸した側は何の利益にもなりません。ですから、貸した分に見合うだけの使用料を支払ってもらうことにより利益を得ることが出来るというわけですね。その使用料を決める割合、それが金利というわけです。

利率とは

利率は金利とほぼ同じ考え方で良いと思いますが、金利はお金を借りた時に必要な使用料を算出するものですが、利率は物を借りた時に必要な使用料を算出する割合と考えられます。

例えば1万円を借りてその10%分を返済するとしたら、その10%が金利になります。それに対し、1万円の物を借りて10%分を返済するとしたら、その10%が利率となります。このように借りたものがお金か物かで、金利と利率を使い分けることがあるということを覚えておきましょう。

ただし、金利と利率を区別なく使う場合も多々ありますから、その点で混乱しないようにしましょう。基本的に、借りたものの使用料、という点では原則同じです。

利息とは

これは借入金額、借入金利、借入期間に応じて算出される使用料だと思って下さい。例えば、カードローンで10万円を借りて、金利が15%、90日だとすると、利息は以下のように算出されます。

◆10万円×0.15÷365日×90日=3,698円(小数点以下切り捨て)

上のケースで支払うべき使用料、つまり利息は3,698円であるというわけです。

学んだ知識を十分に活用せよ

金利、利率、利息の微妙な違い、お分かりいただけたでしょうか?カードローンでお金を借りれば、必ず利息を上乗せして返済することになります。その利息を計算するのに欠かせないのが金利であることも理解できたと思います。

これらをしっかりと把握しておけば、自分が支払うべき利息がいくらかすぐに分かりますし、前もって返済額が分かれば返済計画も立てやすいということです。この知識を十分に活用してカードローンを利用することにしましょう。