銀行カードローンと銀行系のそれの違い

ネットサイトで曖昧にされている銀行系ローン、正確な意味とは

これからカードローンを利用しようとしている人またはカードローンに関心のある方は、関連サイトを見ながらカードローン業者を選択するかもしれません。しかし、ネットサイトを見ていると、オススメのカードローンに銀行カードローンと銀行系カードローンの2種類が表示されていることがしばしばあります。

しかし、あるサイトでは銀行カードローンとされているものが、他のサイトでは銀行系カードローンとなっており、多くの読者は混乱しているのが実情です。そこで、他サイトでは正確に教えてくれない銀行カードローンと銀行系カードローンの違いを、ここで明確にしたいと思います。

銀行系カードローンとは?

まずはおさらいですが、銀行カードローンとは銀行が取扱うカードローンのことでした。しかし、よく言われる銀行系カードローンというのは、銀行が直接取り扱うのではなく銀行傘下の貸金業者、又は銀行グループの貸金業者が運営するカードローンのことを銀行系カードローンと言います。
(⇒銀行カードローンの一つ、バンクイック

簡単に言うと、運営主体が違うわけで、それによってその他貸金業者との差異が生まれるわけです。銀行系カードローンは何かと安心だと言われていますが、それは否定できませんね。

銀行系であれば、メガバンク傘下の貸金業者或いはメガバンクグループの貸金業者が扱うカードローンということですから、企業としての財務基盤は相対的に安定していると言えるでしょう。ですから、安心感のある取引ができるというわけなのです。

銀行カードローンと銀行系カードローンの大きな違い

銀行カードローンと銀行系カードローンの大きな違いを一つだけ挙げてみると、総量規制の対象でしょう。総量規制とは、改正された貸金業法により各個人の借入限度額に規定が設けられたものです。具体的に言うと、年収の1/3以上の借入ができない、というのが総量規制の仕組みです。

しかし、銀行でのカードローンは対象外となっており、銀行系にはない大きなメリットとなっています。どうしても高額の借入をしたいという場合、銀行系ではなく銀行カードローンでの借入がベターであるということです。

どっちがお得か?

他サイトでは曖昧になっている銀行カードローンと銀行系カードローンの違い、お分かりいただけたと思います。運営主体が違うこと、総量規制の対象か否かという点の違いがあるわけですが、どちらを選択すべきかは個人のニーズによるでしょう。

銀行カードローンには特有のメリットがありますし、銀行系カードローンにもそれ相応のメリットがあります。利用時に各カードローンを比較して選択すればOKです。