カードローン審査と個人信用情報機関の関係

カードローン審査と深い関係にある個人信用情報機関の実態とは

カードローン審査において、カードローン各社は申込人の返済能力を調査することはご存知かもしれません。年齢や収入、勤続年数など事細かに調査することになりますが、返済能力を量る上でもう一つ欠かせない調査項目があります。それは、個人信用情報機関の記録です。

個人信用情報機関とは一体何でしょうか?カードローン審査とどのような関係があるのでしょうか?

個人信用情報機関とは

カードローンだけに限らず、その他金融機関での借入においても深い関係のある個人信用情報機関ですが、個人信用情報機関とは、個人の借金に関するデータを記録している機関のことです。

カードローン会社で融資の申込を行なうと審査がありますが、その審査の時にカードローン各社は個人信用情報機関に照会を行います。個人信用情報機関は、申込人の過去に行った借金の有無をすべて記録していますので、それによって申込人の‘素性’が分かるというわけですね。

過去の借金の有無だけでなく、いくら借りたか、返済は問題なく行われたか、遅延や滞納はなかったか等も照会できますし、現在の借金の有無も分かってしまいます。また、その他金融機関でカードローンやクレジットカードの申込みを行なったことも記録されていて、借金に関わることはすべてわかってしまうというわけです。

もし、過去に滞納があったり債務整理を行なった記録があると、カードローン審査は通らないかもしれません。つまり、その記録によってカードローン会社の信用を得られるかどうかがかかっているというわけなのです。また、申込みを何度も行ったものの、すべての審査が通らなかった場合も申込みブラックとして記録されている可能性がありますから、注意が必要です。

意外にも奥の深いカードローン審査

カードローンを扱う金融機関の貸付対象条件として挙げられているのは、例えば、安定した収入がある人、また20歳以上といった年齢です。しかし、条件は実はそれだけではありません。

各金融機関が求めているもの、それは各申込人の返済能力であり、それを裏付ける個人信用情報機関のデータが必要とされているのです。カードローン審査と個人信用情報機関が深い関係にあること、お分かりいただけたと思います。