カードローン現金融資とキャッシングの相違に隠された秘密とは
現金融資を受ける方法は様々で、各金融機関は色々なローン商品を取扱っています。その商品の中には、カードローンやキャッシングというものがあり、基本的には現金を貸し付けてくれる融資商品となっています。しかし、カードローンやキャッシングには何か区別があるのでしょうか?もし違いがあるとしたらどんな違いがあるのでしょうか?
カードローンとキャッシングの違いとは
上述したように、一見同じ現金融資のカードローンとキャッシングですが、厳密に言えば違いがあります。
■イメージ払拭のための区別
キャッシングと聞くとほとんどの人が、一昔前の闇金融をイメージするようですが、確かに昔の闇金融は法外な金利や脅迫を伴う取立てなどで、多くの消費者を苦しめてきました。ですから、非常にクリーンでサービスの質が高い消費者金融であっても、キャッシングすることをためらってしまう人が少なくないのです。
ですから、そうしたイメージを払拭するために、現金貸付することをあえてカードローンと呼んでいる金融機関があり、キャッシングという言葉を避けている業者が少なくありません。しかし、カードローンとキャッシングは基本的には同じ融資商品のことであり、商品自体に大きな差異はありません。
■返済方法が異なる
カードローンとキャッシングでは、返済方法が異なる場合があります。一括返済やリボルビング払いなど、返済方式も様々ですが、返済方式の違いでカードローンとキャッシングを区別している金融機関があります。
■消費者金融での借入をキャッシングと呼ぶことが多い
現金融資を受けられる場所としては、銀行、消費者金融、信販会社(クレジット会社)などいろいろありますが、客観的に見ていると消費者金融での現金融資をキャッシングと呼んでいることが多いようです。逆に、銀行が扱う個人向け融資をカードローンと呼ぶのもメジャーとなっています。
(⇒三菱東京UFJ銀行が扱うカードローンとは)
大差はないカードローンとキャッシングだが・・・
以上のように、カードローンとキャッシングは基本的に個人向けの現金融資という点では一緒ですが、小さな差異があるのも確かです。それらの違いを把握していると、場合によってはお得に借入できることもあるでしょう。
また、返済方式が異なれば返済総額も異なります。自分が利用するカードローン会社はどんな返済方式を採用しているのか、その他キャッシング会社と違いがあるのか、という観点で比較するのも大切です。
(⇒カードローン会社の賢い選択方法とは)