多重債務の治療法おまとめローンのリスクと注意点とは
多重債務に苦しむ自転車操業者に残されている対策は、2つ。一つは債務整理。もう一つがおまとめローン。さてあなたならどうしますか?
債務整理となれば、借金が大幅に減額となる代わりに、新規のクレジット作成やカードローンなどすべてのローン商品利用することができなくなります。自己破産となれば、今保有している資産・財産すべてを放棄する代わりに借金全てがチャラとなります。メリットもあればデメリットも大きい自己破産ですね。
ですから、債務整理に踏み切る前に、やはりおまとめローンを利用しての借金完済を目指すのがベターではないでしょうか。おまとめローンには様々なメリットがあるのは確かです。少なくとも複数の借金が一つになるわけですから、精神的負担がかなり減りますよね。
しかし、おまとめローンには注意すべき点もありますから、その点を考慮しての利用が必須となります。
おまとめローンの注意点とは
おまとめローンを利用すれば、ご存知の通り複数のローンが一つになりますから、返済すべき利息額がかなり減ります。そうなれば早い段階での完済も夢ではなくなるわけですよね。
しかし、多くの人が誤解しがちなのですが、借金した元本が減るわけではありません。100万円借りたなら、100万円という借金がなくなるわけではないのです。利息合計額が30万円だったところが20万円に減額になることはあるかもしれません。それがおまとめローンのメリットですからね。
しかし、130万円が120万円に減るだけで、90万円又は80万円に減額になることは絶対ないということです。借金は借金、借りたものは必ず返済する、という原則が変わることはないのです。
ですから、現在の借金苦による負担減になるだけで、今後も返済は続けていかなければなりません。しかし、返済利息額が減ったことを良いことに新たに借金をする方がいますが、それは大きな間違いです。おまとめローンで借金全額を返済してから新たにカードローンを利用するのがベストであること、忘れてはなりません。
おまとめローンの意外な盲点、にお気づきになられたでしょうか?おまとめローンは自分次第でメリットあるローン商品ともなりリスクともなるということ、覚えておきましょう。
使ってみてすぐに分かったカードローン利用に絶対不可欠な要素
クレジットカードのショッピング枠とキャッシング枠を多用し、かれこれ5年。その後、ネットサイトで消費者金融のキャッシングを知り利用してみて、クレジットカードよりも利便性の高いことに気づき、その1年後には大手銀行のカードローンを利用し始めました。
現金融資を利用して6年以上が経過したわけですが、そんな私がカードローン利用に絶対不可欠な要素だと思うこと、思うがままに綴ってみたいと思います。
カードローン金利が一番重要でしょ!
カードローンを含めた現金融資を利用する時に、一般に利用者は金融各社の金利を比較すると言われていますが、私も全く同じでして、金利が何よりも大切だと思っています。
(⇒カードローンの金利とは?)
金利はカードローン各社の収益源となるもので、その金利に応じた利息を利用者は返済することになるわけですよね。ですから、各業者の金利を比較し、少しでも低い金利の会社で借りれば、その分お得になるというわけです。
金利が高いか低いか、これは審査の基準が高いか低いかに反比例すると言われていますが、審査は収入が安定していればたいてい問題ありません。安定した収入と年収がある程度あり、年齢も20歳以上なら審査通過の可能性は高くなります。
もちろん、過去に返済遅延や返済滞納があれば問題ですが、何も問題を起こしていなければたいてい審査はパスできます。ですから、審査の基準の高さを見る必要はあまりなく、あくまでも金利の低さを基準として業者選択するべきだと思うんです。
その他サービスの質はどんぐりの背比べ
金利が高い代わりにサービスの質の高さをウリにする業者がありますが、サービスの質は大手会社であればそんなには変わりありません。最低限のサービスとして、ATM手数料無料であること、返済お知らせメールがサービスされていること。この2点があれば十分ではないかと。
返済方法がたくさんあります!借入方法もたくさんあります!と謳っている業者がありますが、大部分の方はネットを介しての借入と返済になりますから、借入と返済方法の多さは大きな問題にならないんですよね。
ですから、大切なのは金利です、金利。低金利のカードローン会社を探して借入するのがベストです。それが一番お得で損をしないカードローン利用方法ですから、そのことをよく覚えておいて下さいね。
クレジットカードのキャッシング枠の意外なメリットとデメリット
誰のお財布にも一枚は入っているクレジットカードですが、クレジットカードを使いこなせるとお金の取引の幅が広がります。というのは、クレジットカードには一般的によく使われるショッピング枠の他に、キャッシング枠や海外旅行保険などの機能があるからです。
海外旅行保険は、付帯していれば海外で効力を発するので使い方は簡単ですが、キャッシング枠は上手に使いこなす必要があります。そのためにも、クレジットカードのキャッシング枠のメリットとデメリットを把握しておくことが重要です。
キャッシング枠のメリット
■利用しやすい
すでにクレジットカードをお持ちなら、すぐに利用できます。一般のキャッシングやカードローンとなると、申込みをして審査を受け、必要書類を提出する、といった手続きを踏まえなければなりません。しかし、クレジットカードにはすでにキャッシング機能が付帯しているので、今すぐにでも利用できますからとても便利と言えます。
■ポイントが付与される
クレジットカード付帯のキャッシング枠を利用すると、カード会社によってはポイントが付与されます。使えば使う分だけポイントが付与されますから、商品を貰えるなどの特典にあずかれます。
■海外でも使える
一般のキャッシングと違うのは、クレジットカードは海外でも利用できる点です。もちろんキャッシング機能も海外のATMで利用可能となっており、対応ATMでお金を引き出すだけで現金を手にすることができます。極端な話、クレジットカード1枚お財布に入っていれば海外にすぐ飛んで行けるというわけです。
キャッシング枠のデメリット
▼金利が高め
クレジットカードのキャッシング金利は、往々にして高めに設定されています。利用しやすい分、金利が高いですから、この点は大きなデメリットとなるでしょう。便利さを取るか、金利を取るか、判断が求められるでしょう。
▼使いすぎてしまう
国内だけでなく海外でも使えるクレジットカードですので、便利さという面で秀でているのは確かです。その反面、使いやすくて使いすぎてしまうというデメリットがあります。これは自分次第でコントロール可能なデメリットですから、利用計画や返済計画を立てた上で利用すれば問題ありません。
クレジットカードを善用しよう
以上、クレジットカード付帯のキャッシング枠のメリットとデメリットをご紹介しました。クレジットカードは利用次第でとても便利な一枚になりますが、悪用するととんでもないことになります。
クレジットカードに限らずどんな形で現金融資を受けるにしても、利用の仕方が重要ポイントとなるでしょう。
融資に保証人は絶対必要、ではカードローンにも保証人は必須!?
友人間や家族間ではけっこうテキトーにお金の貸し借りをするものですが、これがビジネス上の取引となるとそういうわけにはいきません。金融機関から融資を受けるというビジネス取引においては、まず申込をして審査を受けなければなりませんし、返済時には金利によって計算された利息を加えて返済しなければなりません。
そして、忘れてならないのが「保証人」です。貸金業者を含む金融機関からの借入には、たいてい保証人が必要とされます。保証人とはそもそも何でしょうか?
保証人とは
お金の借入をすれば当然返済しなければなりません。しかし、時に起こるのが債務不履行、つまり返済できない状態に陥ることです。理由は様々だと思いますが、返済できないならば金融機関は利益が無くなります。それどころか、元金が返ってこないなら損失を被ることになります。
そこで、お金の貸付を行う時、金融機関は申込人に対して保証人の設定を要求します。その保証人の役割ですが、申込人が借入額を返済できない時に、申込人の代わりに返済を行なうことになります。返済の保証をする人、それが保証人です。
保証人が設定されていれば、万が一の時でも金融機関は損失を被らないで済みます。また、申込人も保証人に迷惑をかけるわけにはいきませんから、返済に対する認識も深まることでしょう。保証人の役割はかなり大きいものだと言えますね。
カードローンにも保証人は必要!?
では、各金融機関が取扱うカードローンも融資の一種ですが、カードローンも保証人が必須なのでしょうか?必要か否かで言えば、必要です。しかし、ほとんどのカードローンは自分で保証人を探さなくても、利用するカードローン会社が保証人を用意してくれるのです。随分と太っ腹なサービスですよね。
一例を見てみましょう、三菱東京UFJ銀行のカードローン商品「バンクイック」では、アコム株式会社が保証会社として採用されているため、申込人は自分で保証人を選択する必要はありません。バンクイックの審査が通ったなら、自動的にアコム(株)が保証人となってくれているということなのです。
もちろん、借金を返済できない時に、あなたの負債がすべてチャラになるわけではありません。申込時にアコムの保証を受けられる、つまりアコムから返済能力があると承認されると言う意味です。
保証人の意味、そして保証人の有無、お分かりいただけたと思います。基本的にどんな融資商品でも保証人は必要となりますが、カードローンの場合、自分で保証人を探し出さす必要がないということです。ですから、無保証・無担保での気軽な借入ができると言えるわけですね。
カードローンの賃貸料となる金利と利率や利息との深い関係とは
カードローンに関する情報を見ていると、必ず「金利」「利率」「利息」という言葉が出てくると思いますが、これらの言葉の意味とその違いを理解していますか?これらはカードローンを利用する上でのキーポイントとなっていますから、ここでしっかりと理解を深めておくことにしましょう。
金利とは
金利とは、お金を借りる時の使用料を決める数字となります。借りた金額の○○%という形で表示されるのが一般的です。
そもそも、なぜ金利が必要かといいますと、お金を貸して貸した分だけ返してもらったのでは、貸した側は何の利益にもなりません。ですから、貸した分に見合うだけの使用料を支払ってもらうことにより利益を得ることが出来るというわけですね。その使用料を決める割合、それが金利というわけです。
利率とは
利率は金利とほぼ同じ考え方で良いと思いますが、金利はお金を借りた時に必要な使用料を算出するものですが、利率は物を借りた時に必要な使用料を算出する割合と考えられます。
例えば1万円を借りてその10%分を返済するとしたら、その10%が金利になります。それに対し、1万円の物を借りて10%分を返済するとしたら、その10%が利率となります。このように借りたものがお金か物かで、金利と利率を使い分けることがあるということを覚えておきましょう。
ただし、金利と利率を区別なく使う場合も多々ありますから、その点で混乱しないようにしましょう。基本的に、借りたものの使用料、という点では原則同じです。
利息とは
これは借入金額、借入金利、借入期間に応じて算出される使用料だと思って下さい。例えば、カードローンで10万円を借りて、金利が15%、90日だとすると、利息は以下のように算出されます。
◆10万円×0.15÷365日×90日=3,698円(小数点以下切り捨て)
上のケースで支払うべき使用料、つまり利息は3,698円であるというわけです。
学んだ知識を十分に活用せよ
金利、利率、利息の微妙な違い、お分かりいただけたでしょうか?カードローンでお金を借りれば、必ず利息を上乗せして返済することになります。その利息を計算するのに欠かせないのが金利であることも理解できたと思います。
これらをしっかりと把握しておけば、自分が支払うべき利息がいくらかすぐに分かりますし、前もって返済額が分かれば返済計画も立てやすいということです。この知識を十分に活用してカードローンを利用することにしましょう。
債務整理はしていないのにブラックになることはありますか?
以前カードローンを利用し過ぎて多重債務に陥り返済滞納が滞ったため、弁護士の先生に相談の上任意整理をすることにしました。しかし、任意整理は結局行わず、家族の援助で完済できました。任意整理の手続きはしていませんからブラックではないと思うのですが、先日カードローンを申込んだら審査が通りませんでした。
債務整理をしていないのにブラックになることってあるのでしょうか?
債務整理だけがブラック対象ではありません
任意整理の手続きをしただけで実際には債務整理していないとのことですが、それ以前に借金が滞納していたわけですから、その時点で事故情報が信用情報機関に記録されているはずです。ですから、任意整理はしていないにしてもブラックになることは十分にあり得ます。
ここでおさらいですが、債務整理には4種類あり、上述した任意整理の他に民事再生、特定調停、自己破産の4つです。この4種の債務整理を行なえば、必ず信用情報機関に記録されます。そうすると新規のローンを組むことやクレジットカードの作成が不可となります。
その他に、返済遅延や返済滞納した場合もブラックとなります。返済遅延は返済が1日遅れただけでは事故情報として記録されることはほとんどありませんが、悪質な場合はすぐに記録されます。返済滞納はたいていすぐに事故情報として記録されるようです。
また、申込みブラックにも十分注意が必要です。申込みをした時に、何らかの理由で審査通過しない時、時をおかずにすぐに違うカードローン会社で申込みを行ない、そこでも審査不通過となるケースがあります。審査不通過が3社続くと申込みブラックとして記録されるようですから、その点にも留意しなければなりません。
何れにしろ、債務整理だけでなく返済遅延・返済滞納、そして申込ブラックでも新たなローンを組むことができません。債務整理してないからといって安心は禁物です。
伝家の宝刀クレジットカード一枚で買物も借入も何でもできる!
最近ではネット上で比較的容易にクレジットカードを作成することが出来ますが、クレジットカードを上手に使いこなしていない人が少なくないのが現状です。というのは、クレジットカードはショッピングの時だけに使えるわけではないのです。クレジットカーを使いこなす方法、ここでご紹介しましょう。
ショッピング枠とキャッシング枠
クレジットカードを申込む時に気付いた人もいらっしゃると思いますが、クレジットカードにはショッピング枠に加えて、キャッシング枠というのも付帯されています。ショッピング枠は普段利用するもので、何かを買う時にキャッシュレスで買う時に利用する枠です。
それとは別に、キャッシング枠というものがありますが、それはキャッシュレスの買い物とは反対で、キャッシュを借入れするものです。現金が必要な時、そのクレジットカードを利用してATMなどから現金を引き出すことができます。
クレジット枠はキャッシュレス、キャッシング枠は現金融資。この区別を覚えておきましょう。
どんな時にキャッシング枠を使うとお得?
キャッシング枠はどのように使いこなすのが上手な使い方かというと、現金が必要な時に借入し、繰り上げ返済するのが一番お得です。とりわけ海外旅行へ行った時に重宝しますよ。海外ATMで現地通貨を引出し、その後クレジット会社に電話をして返済のための振込口座を教えてもらいます。
そして指定口座にネットバンクを通じて返済すれば、繰り上げ返済の完了です。繰り上げ返済をすれば、借りた期間だけの利息の返済で済みます。ですから、クレジットカードのショッピング枠は、海外で利用すると非常にお得なのです。空港で現金両替をすると莫大な手数料が徴収されますから、海外旅行の時にショッピング枠を善用することをオススメします。
シチュエーションに応じた融資を選ぼう
一般のカードローンでお金を借りるためには、先ず申込みをして審査を受けなければなりません。最近はほとんどのカードローン会社は即日融資をしてくれますので、手間暇かかりません。しかし、それでも面倒を感じるなら、今持っているクレジットカードのキャッシング枠を利用して現金融資を受けるのも一つの方法です。
現金を借りる方法は色々ですから、自分に合った方法や状況に合った方法を上手に選択し、よりお得な現金借入を行ないたいものです。
ただのブラックではない申込ブラックとカードローンの関係とは
カードローンを利用するためにはまず申込を行ない、そのあと審査があり、審査通過すると契約結んで現金融資が行われます。これがカードローンで借入するまでの大まかな流れとなりますが、審査通過するためには各カードローン会社の条件を満たしている必要があります。
(⇒カードローン成功の秘訣がここに!)
また、各カードローン会社の条件が若干異なりますので、A社で審査が通らなくてもB社では通るということが時々あるようです。しかし、A社で審査が通らずB社でも審査不通過というケースもあります。ですから、申込んでみないと分からない部分もありますが、ここがカードローンの落とし穴となるのです。
申込ブラックに気をつけろ
A社で申込を行ない審査不通過だった場合、すぐにB社で申込むのは避けるべきです。その理由は申込ブラックになる可能性があるからです。
審査時に、各カードローン会社は個人信用情報機関に照会を行い、申込者の過去の履歴を調査します。過去の借入の有無や現在の借入の有無に加え、最近カードローンなどの借金申込を行なったかどうかも情報機関は記録していますので、それら情報も照会可能となっています。
仮に、A社で申込をしたが審査不通過だったことが判明すると、B社は申込者に対して疑問を呈することになるでしょう。なぜ審査不通過だったのか?貸付したくない理由があったのか等々、事細かに調査されます。何か問題が発見されれば貸付してくれないでしょうし、問題なくても貸付拒否をする権利はB社にあります。
もし、B社で申込して借入できなかった場合、当然他社で申込をしなくてはお金を借りることができません。しかし、申込の履歴はすべて記録されていますから、もし数社で審査不通過になるとその点もすべて信用情報機関に記録されます。そうなると、要注意人物として記録される、つまり申込ブラックとして記録され、他社での申込ができなくなってしまうのです。
申込ブラックの対策法とは
もし、A社で申込を行ない審査不通過だったなら、すぐに他社での申込を行なわないことがポイントです。頭を冷やして考えてみましょう。
◆過去に返済遅延や返済滞納はなかったか
◆現在他社での借入や多額の借金はないか
◆その他カードローン会社から拒否されるような心当たりはないか
上の点を正直に自己吟味し、もし当てはまるてんがあるならそれを解決してからの申込がベストです。もし当てはまる部分がないなら、しばらくしてからの申込がベストです。そうすれば、申込ブラックになることはないでしょうし、順調に借入を行なえるかもしれません。
いずれにしろ、申込ブラックには十分留意しつつカードローン申込を行ないましょう。
高低差のあるカードローン金利が生み出した危険なブラックホール
どんな法律にも穴というものがあるもので、法律の隙をついて「○イ○ドア」の社長は大手テレビ会社を買収しようとしましたし、どの業界でも法に触れない程度にお金を儲けようとする人がいるものです。
金融業界も同様のことが言えます。以前は‘法律の隙間’をついて、各金融機関は顧客から法外とも言える利息を受け取っていたのです。それはどんな問題だったのか、詳しく見ていくことにしましょう。
法律の隙間を突いたグレーゾーン金利
顧客にお金を貸し付ける時に根拠となる法律は二つあり、一つは出資法、もう一つが利息制限法です。簡単に言えば、この二つの法律が定める上限金利が異なっていたため、以前は大部分の貸金業者が高金利での貸付を行っていました。
つまり、二つの法律が定める上限金利の差異をグレーゾーン金利と呼んでおり、一昔前はこのグレーゾーン金利によって多くの消費者が苦しんだのです。2013年現在、このグレーゾーン金利の問題は解決済みで、上で挙げた二つの法律が定める上限金利が全く同じになっていて、グレーゾーンはすでになくなりました。
グレーゾーン金利が生み出したもの
グレーゾーン金利が存在していた時にカードローンを利用していた人は、法外とも言える高金利での返済を行なっていた可能性が高いでしょう。実際に高金利で支払いを行なっていた人が多数おり、その結果「過払い訴訟」が頻繁に行われるようになったのです。
過払い訴訟は年々減少しているようですが、以前は訴訟が多すぎて倒産した貸金業者もあるくらいです。この過払い訴訟とは、「払いすぎたお金を返せ~!」と訴える訴訟のことです。しかし、一度に多くの消費者から訴えられたら、大手の貸金業者も困ってしまいます。
ですから、実際に倒産してしまった会社があるわけですね。金利がもたらす影響とは、良くも悪くも大きいことがよく分かると思います。
大手の金融機関での借入が安心!
今からカードローンでお金を借りようと思っている方は、以上のようなグレーゾーン金利の心配はいりません。しかし、グレーゾーン金利の問題が解決したからと言って、他の問題が勃発しないとは言い切れません。
そうしたことを考えると、カードローン利用するのはやはり信用度の大きい大手の銀行、又はその他金融業者が安心です。大手の銀行も最近ではお得なカードローンを取扱っていますから、積極的に調べてみることにしましょう。
(⇒カードローン会社の賢い選び方とは)
おまとめローンは自転車操業で苦しむ人への天からの助けとなるのか
現金融資を受けたのは良いものの、自転車操業に陥ってしまい自己破産してしまった人は少なくありません。自転車操業とは多重債務のことで、複数の借金を抱えて苦しむ人のことを指しています。理由はともかく、複数の借金を抱えた場合、完済する見込みはかなり小さいと言えるでしょう。
(⇒自転車操業に陥った人の恐ろしい体験談はこちら)
しかし、自転車操業者に全く希望がないわけではありません。各金融機関が提供するおまとめローンの利用は、有効な対策法となります。おまとめローンとは何か、以下詳細を説明していきたいと思います。
おまとめローンとは
複数の借金をしている場合、返済金利や返済期日がばらばらだと思いますが、それら借金を一つにまとめるローン商品、それがおまとめローンです。おまとめローンには幾つかのメリットがあります。
おまとめローンの金利は、たいていその他のカードローン金利よりも低く設定されていますので、その商品を利用することによってトータルの返済利息額を抑えることができるのです。
金利18.0%の借金と金利16.5%の借金を、金利15.0%のおまとめローンで一つにまとめることにすれば、計算しなくても返済利息額が減ること、お分かりいただけると思います。もし、自転車操業で悩んでいるなら、現在の借金の金利がいくらかを確認し、それよりも低い金利のおまとめローンを利用すれば確実に借金返済の負担が減りますよ。
また、複数の借金があると返済期日も複数になることが一般的ですが、借金が一つなら返済期日も一日です。そうなれば、借金返済の管理が楽になりますし、自分のお金の管理も楽になります。そして、返済期日をうっかり忘れてしまうというようなこともなくなるでしょう。これもおまとめローンのメリットの一つとなります。
まずはおまとめローンで難題を乗り越えろ!
おまとめローンのメリットを簡単にご紹介しましたが、複数の借金を抱えている人は、乗り換えを検討した方が良いでしょう。おまとめローンを利用して、自分の借金の返済計画を立て直すことにしましょう。
また、おまとめローンを利用すれば、最悪の自己破産を免れることにもなります。複数の借金を抱えたままですと、夢も希望もなくなり落ち込みます。そして遅かれ早かれ債務整理を行なうことになるでしょう。そうならないためにも、まずはおまとめローンが利用できるかどうかの確認を行ないましょう。